こんばんは。
たっちです。
今日は晴れの天気でしたが、
風が強かったです。
季節柄、新聞に人事異動が掲載されています。
先週の土曜日に道立高等学校の人事異動が載っていました。
私は元高等学校教員です。
私の年齢は60歳なので、
同い年の先生方は退職者欄に名前がありました。
私は早期退職するつもりで、
52歳で特別支援学校を希望して異動しました。
自分の時間を作りたかったからです。
高校教員を続けていたら、
授業準備や部活動指導で休日に自分の時間を取れませんでした。
知的障害がある児童、生徒に対応するのは大変でしたが、
早期退職して専業大家になるつもりでいたので
頑張って勤めを終えることができました。
55歳で退職して現在に至ります。
自分が60歳まで高等学校教員を続けていたら
どうだったのかを今イメージすることはできません。
少し不安な気持ちになりさえもします。
コロナ禍の時期には通常授業を行えずに
現場の先生方は大変だったと思います。
今では教員の勤務はブラックだと認識され、
なり手不足で教員数が足りないということです。
私が高校教員として勤めていた時から
人手不足でした。
給料の安い時間講師でコマあわせをして
それで良しとしていました。
正規採用の教員でも大して給料は上がりませんでした。
教育現場が大変な状況を何億円という調査費を掛けて
把握していたにも関わらず、
何も手を打たずに現場の教員を締め付け続けた政治の無策が
教育現場の現在の状況を生み出したのです。
こんな考えでいる人間は教頭・校長にはなれません。
教員を辞めてまで始めたいことが見つかって、
私は本当に幸せだったと思います。
今は教育界に関心を持ちつつ、
見守るだけの存在です。
現役世代の先生方にエールを送ります。
今日も1日ありがとうございました。