こんばんは。
たっちです。
今日は曇り時々雨の天気でした。
湿度が高いので蒸し蒸ししています。
サラリーマンだったときは毎年確定申告をしていました。
ふるさと納税をやっていたのと寄付控除、医療費控除等があったので、
もう何年も続けてe-taxで申告していました。
でも2020年の確定申告はやりませんでした。
やらなかった理由はやる必要がなかったからです。
2020年は私個人の収入がゼロでした。
大学を卒業して以来、
収入がゼロだったのは初めてでした。
私は2019年3月末で早期退職しました。
その後ポリテクセンター北海道に半年通って、
住宅リフォーム関係のことを学んでいました。
2019年10月に会社を立ち上げて
不動産賃貸業を法人で始めましたが、
法人の所有物件がなかったので会社は休眠状態でした。
2020年の2月と3月に法人で物件を取得して
会社は始動しましたが、
法人決算の7月末まで十分な利益を上げられませんでした。
役員報酬は取締役である家内に月5万円だけ払って、
代表取締役である私には役員報酬をゼロにして、
私は家内の扶養家族になりました。
個人で所有していた物件は全て家内の名義だったので、
個人で収入がある家内にお金を集めることを
税理士さんからアドバイスしてもらいました。
法人3期目の2021年8月からは
私にも役員報酬を5万円支出していますが、
それまで私は収入がゼロでした。
「私個人の収入がゼロだった」ということから
何が言いたかったかというと、
2つあります。
1つ目は社会保険料の負担は非常に大きいということです。
不動産賃貸業は税金との戦いと言いますが、
社会保険料をいかに抑えられるかも重要になります。
法人を設立したことで国民健康保険ではなく、
協会けんぽに加入できることは大きなメリットです。
社会保険料の負担は本人が半分、
会社が半分なので、
それぞれが12,000円位を負担して加入しています。
私が家内の扶養家族になっていたときは
私の負担分はゼロでした。
国民年金保険料も納めなくて良かったので本当に助かりました。
2つ目は私が気を付けなければいけないと思ったことです。
私個人の収入がなかったときに冗談のつもりで、
「社長なのに収入ゼロなんだ」と母に話したことがありました。
冗談を真に受けた母は
「息子の会社の経営状態は大変なんだ」と思っていたようです。
母と話をしていて、
そう考えていたらしいということが最近分かりました。
大家さんの仲間内の会話であれば、
事情が分かっているから深刻に捉えられることはないと
思いますが、
事情が分からない(不動産賃貸業を知らない)外部の人には
言い方を慎重に考えないといけないと思いました。
不動産賃貸業を理解してもらうために、
普段から丁寧に説明する必要があるなと思った次第です。
今日も1日ありがとうございました。