火災保険料の検討

こんばんは。

たっちです。



今日は曇りの予報でしたが、

日が差す時間帯が多かったです。



中古木造アパートを決済する前に火災保険に加入する必要があります。

昨日、今日と保険代理店さんと連絡を取って

火災保険の見積をもらっています。

5月17日のブログ『土地・建物の按分』で

建物の簿価を計算しました。

按分して算出した簿価は1,200万円でした。



建物の価格を簿価にするというやり方は、

保険代理店さんからの提案でした。

建物評価額が低ければ、当然保険料は下がります。

賃貸物件を経営する立場から考えれば、

経費となる火災保険料は少ないに越したことはありません。

でも銀行から多額の融資を受けて火災でアパートが焼失したら、

賃料が入らずに返済するお金がないということになります。

ウチは安定的に経営するということを第一に考えています。

保険料をケチって会社が傾いては困ります。



建物評価額を1,200万円で計算すると、

10年契約の保険料は約27万円です。

保険会社が算出した建物評価額は3,800万円でした。

その場合、10年契約の保険料は約67万円です。

建物を建て替えることを考えれば、

3,800万円でも不足すると思いますが、

それだけのお金があれば、

融資を全額返済することが可能になります。

保険料差額の40万円は大きいですが、

安心料だと思って後者の保険金額で契約するつもりです。

(保険金額をいくらにするかについては、

人それぞれでいろいろな考え方があると思います。)



火災保険は2022年の10月から

割安な10年契約が無くなるということです。

保険料は平均で10.9%の値上げになるそうです。

大家さんは値上げ前に火災保険を見直した方が良いと思います。



今日も1日ありがとうございました。

土地・建物の按分

こんばんは。

たっちです。



今日は良い天気でした。

家の中ではTシャツ一枚で過ごせました。



今日は税理士さんの訪問日でした。

中古木造アパートの土地・建物の按分について相談しました。

決済する前に火災保険に加入する必要があります。

先日保険代理店から電話があり、

木造アパートなのでかなり火災保険料が高くなりそうだと

言われました。

保険料を抑えるために建物の金額を

簿価で計算したいということでした。



今回の契約では契約書に物件の売買価格が記載されているだけです。

土地がいくら、建物がいくらと分けて記載されてはいません。

契約書に価格を分けて載せるのであれば、

買主としては建物の価格を大きくして、

減価償却費を多く取れるようにしたいところです。

逆に売主としては土地の価格を大きくして、

売却益に掛かる税金を減らしたいところです。



固定資産課税明細書を見ると

土地・建物の固定資産評価額が分かります。

例えば土地評価額が800万円、建物評価額が500万円だったとします。

割合を計算すると、

800万円 ÷ 1,300万円 = 約61.5%(土地の割合)

500万円 ÷ 1,300万円 = 約38.5%(建物の割合)

となります。

物件価格が3,000万円だとすると、

3,000万円 × 61.5% = 1,845万円(土地の按分価格)

3,000万円 × 38.5% = 1,155万円(建物の按分価格)

となります。



例として示した金額1,155万円が建物の簿価ということです。

物件購入時に掛かる仲介手数料、登記費用等を経費として

処理しないのであれば(資本的支出にするのであれば)、

先ほどの割合(61.5%と38.5%)で費用も按分して、

それぞれの按分価格に上乗せします。

購入にかかった費用が200万円だとすると、

200万円 × 61.5% = 123万円(土地の按分費用)

200万円 × 38.5% = 77万円(建物の按分費用)

となります。

1,845万円 + 123万円 = 1,968万円(土地の按分価格)

1,155万円 + 77万円 = 1,232万円(建物の按分価格)

が簿価となります。

(計算方法は一つの例として示しました。

実際に計算する場合には自己責任でお願いいたします。)



今回の購入費用を経費で一括処理すると

決算が赤字になってしまうので、

私は資本的支出にするつもりです。

購入する中古木造アパートは築18年ですが、

減価償却期間は融資期間と同じ年数、

15年にするつもりです。

法人で物件を購入するので

決算書が赤字にならないように考慮しました。



今日も1日ありがとうございました。

税理士さんの訪問日

こんばんは。

たっちです。



今日は良い天気でした。

でも風が冷たかったです。



今日は税理士さんの月1回の訪問日でした。

今回は税理士さんに

伝えたいこと・聞きたいことがたくさんあって、

訪問を待ち構えていました。



以下の事柄が伝えたかったこと・聞きたかったことの一覧です。

1.司法書士さんを紹介してもらったお礼

  先日売買契約したアパート決済時の

  司法書士さんを紹介してもらいました。

  RV車に乗っていて仕事が速い人だそうです。

2.売買契約した中古アパート

  法人の決算期が近いところでのアパート購入となるので、

  法人の黒字を確保できるのかなどの見通しを含めて

  意見をもらいました。

  不動産取得税の支払いは来期回しになるので

  黒字は確保できそうです。

  場合によっては「決算期変更」も考えていましたが、

  その必要はなさそうです。

3.紹介してもらった別荘物件

  先日現地を訪れて別荘物件を見てきた話をしました。

  その時に撮った写真を見てもらいました。

  物件の管理状況を伝えて購入をお断りしました。

4.役員報酬の社会保険料はいくら徴収すればよいのか

  年度が替わったので徴収額が変わりました。

  上がると思っていた協会けんぽの社会保険料は、

  驚いたことに若干の値下がりでした。



まだ終わりません。

もっと聞きました。

5.弥生会計ソフトの決算処理の仕方

  私個人の確定申告は終了しましたが、

  ソフト上ではまだ確定していませんでした。

  教えてもらって決算処理を行いました。

  これでR4年の個人事業の記帳を

  行うことができるようになりました。

6.弥生会計ソフトで簿価はどこを見ればよいのか

  融資持ち込み資料に各物件の現在の簿価を記載しています。

  会計ソフトのどこを見れば

  現在の簿価が分かるのかを聞きました。

  現在は表示が分かりづらいので、

  次回に表示方法を変更して、

  すぐに簿価を確認できるようにしてもらいます。

7.役員借入金は相続税の対象になるのか

  相続税の対象になるということでした。

  不動産賃貸業を行っている会社で

  役員の借入金が多くなるのは仕方がないということでした。



その他にもいろいろと聞きました。

あっと言う間に3時間が過ぎて、

次回の訪問日を決めてお別れしました。 

毎回税理士さんのお話しはとても参考になります。



今日も1日ありがとうございました。