9号物件決済その2

こんばんは。

たっちです。



今日は午前はなんとか曇りでしたが、

午後からは雨の天気でした。



引き続きで昨日の決済の話です。

売買契約より決済の方が大事に決まっているのですが、

決済時はお金のやりとりだけなので

意外と大したことはない印象です。

もちろん出金伝票の額を間違えてはダメなので

しっかりと確認はしますが、

事前に伝票を書いておいて、

当日担当者さんにも確認してもらってから

銀行印を押すのであまり緊張はしません。



売買契約の方が重要事項説明を聞いて分からないことを質問したり、

実印を何カ所も押したりするので、

むしろこちらの方が緊張感は高めです。

8ケタの決済残代金は私にとって高額ですが、

目の前に残代金が現金で積まれることはなく、

振込伝票を記入して売主様からの領収書が手元に来るだけなので

あまり実感は湧きませんでした。



何で物件の引き渡しを実感するのかと言えば、

物件のカギを渡された時でしょうか。

何戸分ものスペアキーは結構な重さがあるので、

受け取った時にズシッとした重さを感じるのですが、

今回はカードキーが数枚だったので軽かったです。(笑)

決済が無事に終わって、

物件が自分の物になったので良かったです。



今回購入した物件のスペックは、

・築18年の木造アパート

・間取りは広めの1LDK

・敷地が約180坪

・最寄り駅から徒歩7分

・想定表面利回りは14%

です。

15年融資で物件単体の返済比率は約49%、

満室想定で年間キャッシュフローは150万円くらいです。

(年間キャッシュフローは

 =年間家賃ー固定資産税ー管理費

 ー火災保険料ーローン返済 で計算しました)

多額の借金の割にはキャッシュフローが少ないです。

経営は厳しいですが、

これでまた少し前に進むことができます。

関わっていただいた方に感謝申し上げます。



今日も1日ありがとうございました。

火災保険料の検討

こんばんは。

たっちです。



今日は曇りの予報でしたが、

日が差す時間帯が多かったです。



中古木造アパートを決済する前に火災保険に加入する必要があります。

昨日、今日と保険代理店さんと連絡を取って

火災保険の見積をもらっています。

5月17日のブログ『土地・建物の按分』で

建物の簿価を計算しました。

按分して算出した簿価は1,200万円でした。



建物の価格を簿価にするというやり方は、

保険代理店さんからの提案でした。

建物評価額が低ければ、当然保険料は下がります。

賃貸物件を経営する立場から考えれば、

経費となる火災保険料は少ないに越したことはありません。

でも銀行から多額の融資を受けて火災でアパートが焼失したら、

賃料が入らずに返済するお金がないということになります。

ウチは安定的に経営するということを第一に考えています。

保険料をケチって会社が傾いては困ります。



建物評価額を1,200万円で計算すると、

10年契約の保険料は約27万円です。

保険会社が算出した建物評価額は3,800万円でした。

その場合、10年契約の保険料は約67万円です。

建物を建て替えることを考えれば、

3,800万円でも不足すると思いますが、

それだけのお金があれば、

融資を全額返済することが可能になります。

保険料差額の40万円は大きいですが、

安心料だと思って後者の保険金額で契約するつもりです。

(保険金額をいくらにするかについては、

人それぞれでいろいろな考え方があると思います。)



火災保険は2022年の10月から

割安な10年契約が無くなるということです。

保険料は平均で10.9%の値上げになるそうです。

大家さんは値上げ前に火災保険を見直した方が良いと思います。



今日も1日ありがとうございました。

土地・建物の按分

こんばんは。

たっちです。



今日は良い天気でした。

家の中ではTシャツ一枚で過ごせました。



今日は税理士さんの訪問日でした。

中古木造アパートの土地・建物の按分について相談しました。

決済する前に火災保険に加入する必要があります。

先日保険代理店から電話があり、

木造アパートなのでかなり火災保険料が高くなりそうだと

言われました。

保険料を抑えるために建物の金額を

簿価で計算したいということでした。



今回の契約では契約書に物件の売買価格が記載されているだけです。

土地がいくら、建物がいくらと分けて記載されてはいません。

契約書に価格を分けて載せるのであれば、

買主としては建物の価格を大きくして、

減価償却費を多く取れるようにしたいところです。

逆に売主としては土地の価格を大きくして、

売却益に掛かる税金を減らしたいところです。



固定資産課税明細書を見ると

土地・建物の固定資産評価額が分かります。

例えば土地評価額が800万円、建物評価額が500万円だったとします。

割合を計算すると、

800万円 ÷ 1,300万円 = 約61.5%(土地の割合)

500万円 ÷ 1,300万円 = 約38.5%(建物の割合)

となります。

物件価格が3,000万円だとすると、

3,000万円 × 61.5% = 1,845万円(土地の按分価格)

3,000万円 × 38.5% = 1,155万円(建物の按分価格)

となります。



例として示した金額1,155万円が建物の簿価ということです。

物件購入時に掛かる仲介手数料、登記費用等を経費として

処理しないのであれば(資本的支出にするのであれば)、

先ほどの割合(61.5%と38.5%)で費用も按分して、

それぞれの按分価格に上乗せします。

購入にかかった費用が200万円だとすると、

200万円 × 61.5% = 123万円(土地の按分費用)

200万円 × 38.5% = 77万円(建物の按分費用)

となります。

1,845万円 + 123万円 = 1,968万円(土地の按分価格)

1,155万円 + 77万円 = 1,232万円(建物の按分価格)

が簿価となります。

(計算方法は一つの例として示しました。

実際に計算する場合には自己責任でお願いいたします。)



今回の購入費用を経費で一括処理すると

決算が赤字になってしまうので、

私は資本的支出にするつもりです。

購入する中古木造アパートは築18年ですが、

減価償却期間は融資期間と同じ年数、

15年にするつもりです。

法人で物件を購入するので

決算書が赤字にならないように考慮しました。



今日も1日ありがとうございました。