その利回りで本当に大丈夫?

こんばんは。

たっちです。



今日は晴れの天気でした。



最近、皆さんはどのくらいの利回りで

物件を購入しているのでしょうか。

最近ツイッターを見ていると、

多少利回りが低くても大丈夫と考える人が増えているように

感じています。

杞憂でしょうか。



先日放送されたクローズアップ現代の「空き家投資」では、

初心者の方が築59年の家を200万円で購入していました。

リフォーム代金600万円を掛けてきれいにしていましたが、

600万円はお金を掛けすぎです。

想定家賃は月8万円、年で96万円です。

96万円÷800万円=0.12

表面利回りは12%になります。



年間の経費として管理手数料、固定資産税、火災保険料が掛かります。

入居後に修繕費が掛からなくても、

年間家賃の15%~20%がこれらの経費でなくなります。

年間経費を20%で計算すると手残りは約77万円です。

800万円を回収するには10年以上掛かります。

この経費以外に物件取得時の費用として

仲介手数料、登記費用等が掛かっています。

物件取得後は不動産取得税も掛かります。



実際の収支を考えるに当たっては、

融資を利用するのかしないのか、

どういう出口戦略を取るのかで変わってきますが、

物件売却時、つまり利益確定時に

このケースで黒字を見込むことは非常に難しいと思います。

(これはあくまでも私の個人的な考えですが。)



新規に不動産投資に取り組む人が増えていると思います。

不動産を始めてゼロから1にするときに

周りの人が物件を購入し始めれば、

自分も早く1棟目を購入したいと気持ちが焦ると思いますが、

その1棟目の購入基準が非常に大事になるので

十分慎重に考えて行動してほしいと願っています。



今日も1日ありがとうございました。







コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です